下痢・水あたり

カルシウムやマグネシウムなどのミネラル(無機質)を多く含む水(硬水)や細菌やウイルスの混入した不衛生な水を飲んだときに起こります。

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下痢・水あたり

よく“水あたり”という言葉を耳にしますが、この“水あたり”とは、文字通り水が原因でおこるお腹のトラブルのことをいいます。
カルシウムやマグネシウムなどのミネラル(無機質)を多く含む水(硬水)や細菌やウイルスの混入した不衛生な水を飲んだときに起こります。
硬水を飲むと便がゆるくなったり、下痢になるのは、硬水に含まれるマグネシウムイオンが腸内に残り、体内から腸に水分が分泌され腸管内の水分量が増えるからです。
日本の水は、ほとんどが軟水で問題はありませんが、海外では硬水が多いので注意が必要です。
また、海外では、水道事情が悪い地域もあり水道水が病原菌に汚染されている場合があります。生水には特に注意しましょう。

硬水(こうすい)について
硬水は、硬度の高い水。カルシウムイオンやマグネシウムイオンが多量に含まれているもので、アメリカやヨーロッパに多い水です。
なぜ硬い水と呼ばれるのかについては、物を硬くする成分を含んでいる(豆を煮ると豆が固くなる、絹を精錬するとき絹が固くなる)ためともいわれています。
硬水は含有するイオンによって一時硬水と永久硬水の二種類に分けることができます。
一時硬水は、石灰岩地形を流れる河川水、地下水などで、炭酸水素カルシウムを多く含み、煮沸することにより軟化することができる水です。永久硬水はカルシウムやマグネシウムの硫酸塩・塩化物が溶け込んでいるもので、煮沸しても軟化されないため、以前は飲用できない水でしたが、現在はイオン交換樹脂で容易に軟化できます。
水分子と強く結合(水和)するマグネシウムイオンは体内に吸収されにくく、これを摂取すると、大腸に長時間留まり、水の吸収を妨害します。硫酸マグネシウムを多く含む硬水を飲むと下痢をしやすくなるのはこのような硬水の性質のためです。
しかし硬水の中でも飲用に適しているものも存在し、水に含まれているミネラルを栄養として利用するために、飲料として販売されているものもあります(コントレックス、エビアン、ヴィッテル、ペリエなど)。

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