便秘とは

日本内科学会の定義では「3日以上排便がない状態、または毎日排便があっても残便感がある状態」となっています。

スポンサードリンク

便秘とは

便秘とは、便が大腸内に長時間とどまり、排便がスムーズに行われない状態で、便の量が少ない、残便感がある、などの状態をいいます。
健康な人(便秘でない人)は、通常1日から1日半に1回排便がありますが、人によって2〜3日に1回、逆に1日に2〜3回という場合もあります。日本内科学会の定義では「3日以上排便がない状態、または毎日排便があっても残便感がある状態」となっています。

便の量や回数には個人差があり、毎日便通がなくても苦痛や残便感、腹部の張りがなければ便秘ではありません。
一方、毎日便通があっても苦痛や残便感がある場合は、便秘とされます。

便秘はその原因から次の2種類に分類されます。
・器質性便秘:腸に障害がおきていて腸管が狭くなっている場合
・機能性便秘:腸管の機能低下、または機能異常による場合(食事性便秘、直腸性便秘、痙攣性便秘、弛緩性便秘)

便秘の具体的な状態としては、
・腸の一部が締め付けられ、細くなったり遮断されたりして便が動けなくなる。
・麻痺により腸の蠕動ができなくなった場所で便が動けなくなる。
・過度の脱水により便が硬く大きくなり、排泄されなくなる。
・便の量が少なくなり、固い塊(兎糞状)になる。
などがあります。
また、自覚症状として、腹痛、吐き気、直腸残便感、腹部膨満感、下腹部痛、食欲不振、めまいなどをともなう場合があります。

▽便秘とは のキーワード

▽次の記事、前の記事

ノロウイルスによる嘔吐・下痢などの急性胃腸炎症状と対策 | 便秘のメカニズム・腸のぜん動運動と便秘の種類

スポンサードリンク

下痢(げり)便秘(べんぴ)おなかSOSドットコム:新着記事

プロバイオティクスの健康予防効果とは
プロバイオティクスは、「ヒトに健康効果をもたらす生きた微生物」と定義されます。ヒトの正常な腸内常在菌の維持と調節に重要な機能をもっており、さまざまな機能研究がなされています。
ヒラメやマグロの生食で下痢・嘔吐はクドア食中毒?
クドア食中毒は、ヒラメなどの魚の筋肉に寄生する粘液胞子虫クドアによるもので、2000年頃から報告されるようになった新規の食中毒です
ウイルス性胃腸炎 アイチウイルス
アイチウイルスは、1989年に愛知県衛生研究所でカキ(牡蠣)が原因と推定された胃腸炎の集団発生事例から発見された、直径30nmのエンベロープのないプラス鎖1本鎖RNAウイルスです。
便の観察で疾患・病態が予測できる?
便は消化吸収できなかった食物残渣や消化管の細胞・腸内細菌などで構成されていて、消化・吸収・腸の蠕動運動により、様々な形状を示します。
ドライフルーツの食べ過ぎで起こる下痢症
ドライフルーツを食べ過ぎて下痢をした経験はありませんか。ドライフルーツは生の3〜7倍の食物繊維を含んでいます。その食物繊維には不溶性食物繊維と水溶性食物繊維があり、それぞれの働きに違いがあります。
ウイルス性胃腸炎 ヒトアストロウイルス
ヒトアストロウイルスは年間を通じて検出されますが、冬季に好発する傾向があります。潜伏期間は1〜2日で、下痢・嘔吐の症状を呈します
ウイルス性胃腸炎 サポウイルス
サポウイルスは一般的に小児の急性胃腸炎の5%未満の原因であり、その分布は世界的です。感染伝播は糞口経路ですが、サポウイルスがウイルス性食中毒の原因となることは極めて稀です。
胃腸炎をおこすヒトアデノウイルス
ヒトに胃腸炎を起こすウイルスはヒトアデノウイルスFで、この中に血清型40と41が属しています。これらは腸管アデノウイルスとも呼ばれます。ヒトアデノウイルスFによる胃腸炎には季節性がみられません。
ノロウイルスの施設内感染防止対策
ノロウイルス の感染拡大を直ちに阻止することは現実的には非常に困難です。手指消毒が最も大切な対策で、石鹸と流水で20秒以上洗うことが、手指の汚染を減らす最も有効な方法です。
ノロウイルス
カキ等貝類の生食で感染する食中毒の原因ウイルス。冬期に流行し、急性胃腸炎を起こすが、重症化はまれ。

Valid XHTML 1.0 Transitional Valid CSS! Lint